セルクリストソープを販売し始めてからご愛用者も増えているのですが、「泡立てるのが面倒だから、泡で出てくるタイプの洗顔にしてほしい。」時々お客様からこんな声をいただきます。それもそのはずで、近年では各メーカーさんからは泡で出てくる洗顔が数多く製品化されており、もはやそれが当たり前になりつつあるからです。そんな中であえて「固形石けん」を作った理由をお伝えします。
理由その1 無添加にこだわりたい
前の記事で書いた通り、私たちはお肌にやさしい「無添加」にこだわって製品化しました。その過程の中で一番頭を悩ませたのが防腐剤です。ポンプから泡で出すために水溶性の洗顔にすると、その製品のベースは「水」となります。皆さんもご存じの通り、水道水を常温で放置し続けると腐って飲めなくなります。ということは、水ベースの製品には、防腐剤を使わなければならないということです。無添加にこだわろうとすれば、お客様のご要望に応えることが出来ません。結果的に無添加にこだわる選択肢を取り、防腐剤を使わなくてもよい固形にすることにしたのです。
理由その2 泡の質にこだわりたい
セルクリストソープの泡の質を体感していただければ分かると思いますが、ポンプから出てくる泡と比較した時の違いは明確です。まず、泡のきめ細かさや肌触りは全く別物です。その理由として、石けんそのものの質もありますが、その他に「泡の水分量」が関係しています。水分が多いとベタベタの泡になるのでもっちり感は出せません。私たちは「泡質」を大事にしているので、洗顔した時にへたってしまう様な泡はご提供できません。泡立ちをよくするためには、自分で水分量をコントロールできる固形石けんが適しているのです。
以上の2つの点が、私たちが固形石けんにこだわった理由です。
セルクリストマイルドソープの泡質をご体感ください。